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後始末が楽な消火器は

後始末が楽な消火器のイメージ

一般家庭で一番良く使われている(準備してあるといった方が良いかもしれませんが)消火器は粉末ABC消火器です。誰もが消火器と聞けば思い浮かべるような形をしていて、消火訓練などで用いられるのもほとんどはこのタイプです。

消火能力や製造コスト、保存性などを総合的に判断した場合にこの粉末型が一番だろうということでスタンダードな位置づけにはありますが、ご存知のごとく一度使用すると白い粉末が辺り一面にこびりついて、その後の後片付けが大変なのも事実です。
特に火災が起きやすい台所まわりでは食品や食器といった口にするものが多いので安全性も気になりますね。 まあ、現実に火災が起こった場合は、まず火の勢いを止めるのが最優先ですから、後始末の心配などをしていてはいけないのですが、軽い出火程度なら濡れ雑巾やバケツの水程度で止められるのではと消火器使用を躊躇する一つの要因ともなりかねません。

そこで後始末が楽な消火器として注目を集めているのが、消火剤として(粉末型のリン酸アンモニウムの代わりに)厚生労働省に認可された食品原料を配合で作られた強化液(中性)を使用している消火器です。これなら鎮火後の後片付けもさっと水拭きするだけで済みますのでイザという場合に躊躇なく使えますね。

ただ、この強化液(中性)消火器も液体ですから、濡れては困る場所に使用するには少し抵抗があります。例えばパソコン周りのコンセント、あるいは充電中のバッテリーなどから出火した場合はどうでしょう。ちょっと使うのをためらうかもしれませんね。

こういう場合に有効なのが二酸化炭素を使って消火する簡易消火具です。二酸化炭素はご承知のように気体ですし空気中にいくらでもあるものですから、鎮火後もなんの手間もかかりません。ただし、天ぷら火災や石油ストーブなどの油火災に於いては噴射の勢いで油を吹き飛ばし拡散させる恐れがありますので注意がひつようです。

後始末が楽な消化用具を2つ紹介

ここでは後始末が楽な消化用具を2つ紹介いたします。あえて消化器と言わないのは、一つは消化器の認定を受けていないのためです。スプレー式の簡易消化具は消化器の基準には合致していませんので消火器と呼ぶことが出来ないわけです。

住宅用強化液(中性)消火器 キッチンアイ

酢をベースに食品添加物成分から作られた人にやさしい中性薬剤を使用しているので薬剤をさっと拭き取るだけで後片付けがとても簡単。家庭で起こりうるあらゆる火災に有効。

詳細は下記参照(クリック)

二酸化炭素を利用した簡易消火具 消棒miny

気体である二酸化炭素を使って消化するため、後には粉も液体も残りません。コンセントや電化製品からの火災にはとても有効です。ただし油火災には油を拡散させる恐れあり。

詳細は下記参照(クリック)

   

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