地震に強いベッド（寝床）
あなたが地震に遭遇する確率が最も高い場所はどこでしょう。リビング？ 仕事場？ 通勤途上？ ではなく、やはりベッド（寝床）の中でしょう。とにかく生活の中で一番長い滞在時間という事になるわけですから。
ということからいえば、ベッド（寝床）の地震対策はとても重要なことになります。
まずは寝室内での位置関係に注意を払う必要があります。
当然のことながら、転倒の危険のあるタンスなどの大型家具や本棚の前はできるだけ避けましょう。
次に地震の揺れで割れる恐れのある窓ガラス付近も避けたほうが無難です。
そして、落下の可能性がある照明器具の真下もよくありません。
そんなことしたら寝る場所が無くなってしまいますか？
もしやむを得ずそういう危険なエリア内になるのでしたら、家具の転倒防止や本棚からの落下止め、窓ガラスの破損防止フィルム貼りなどの対策を特に念入りに行う必要が有ります。
照明器具もできるだけ揺れに弱い吊り下げ式はやめて天井直付けタイプに、しかもLEDのような小さくて軽い照明器具にするほうが良いでしょう。
- タンスの要らないウォークインクローゼットの設置。
- タンスが必要ならウォークインクローゼット内か転倒の危険のない専用タンス置きスペースに設置。
- 寝室内の窓ガラスは防犯ガラスに。（ペアガラスなら内側を防犯ガラスにする）
- 照明器具は小型LEDシーリングライトの複数使いがおすすめです。
地震に強い市販ベッド
既設住宅で上記のような耐震対策が取れないような場合、あるいは新築住宅でもさらに耐震対策を取りたい場合には地震に強い市販のベッドを検討しても良いでしょう。
二段ベッドは量産品で価格がこなれているものが多いのでサイズさえ合えば地震対策用としてもオススメです。
シェルターベッド
就寝中に起こった地震で住宅が損傷しても生命を守ることができます。
シェルターベッド耐震二段ベッド
二段ベッドの下段はそもそも地震時に落下物や家具の転倒から身を守るのに優れています。一人使用でも耐震用として二段ベッドを考えてみるのも良いでしょう。
